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2019.03.24
以前にも書いたことがありますが、私はこの仕事をしていて心底良かったなと思うのは、新しく素晴らしい製品を躊躇わずに購入して試すことができるということです。現時点では、私のもの作りの源泉となるものは「欲しいけれども、世の中に無いものを作る」ということです。「デジタルライフを豊かにする」というスローガンのもと、もの作りや海外からの輸入販売を行なっており、そのためにはデジタルライフに必要なものが分かっていないといけないとも言えます。
今回、新たに私のデジタルライフの中に入ってきたのが、このマウスパッドです。以前に、この曲げ木の技術は知っていて、名刺入れを持っていて、愛用していました。そのSTORIOからマウスパッドが出ていたというのを先日知って、ちょうどはまる使い方があったので即手に入れたわけです。この曲げ木技術については上のメーカーページをご覧いただくと良いと思いますが、日本ならではの素晴らしい職人技による今までにないような技術で、本物の木では実現できなかったような製品を生み出しています。
ちなみに、我々が「NuAns NEO/NuAns NEO [Reloaded]」のカバーや「TAGPLATE」で使用している「テナージュ」は薄くスライスした上で特殊加工をしてシート上にした製品なので、このSTORIOの製品とはまったく異なる構造です。STORIOの曲げ木はひとつひとつ職人技で仕上げているもので、テナージュは同じような素材の質感を提供しつつも量産化できるというものになります。
マウスパッドといいつつ、私はマウスを使っていないため、「Apple Magic Trackpad 2」をマウスパッド部分に設置しています。つまり、この曲げ木マウスパッドをリストレストとして使用したいと思ったのです。マウスを操作するのにちょうど良いのであれば、トラックパッドでも同じだろうということです。
実際に、使ってみると、まったく違和感なく使うことができます。どうしても、ずっとデスクマットに手首を置いていると痛くなってきたり、疲れてしまうことがあったので、これで快適になりました。
実は、これまではこのような柔らかい素材のクッションを使っていました。しかし、どうしてもこれは見た目的にもよろしくなく、また耐久性にも優れていないため、すぐにみすぼらしくなってしまうのが欠点でした。今回の曲げ木のマウスパッドは、質感もよく、肌触りも本物の木なので固いながらも製品の特長である柔軟性を備えているので、かなりお気に入りです。
デスクの上にあまり多くのものを置きたくないということもあって、厳選された製品だけを使っていきたいと思っている中で、今回は長くお付き合いできそうな製品と出会うことができました。これからも、世の中にある素晴らしい製品はご紹介していきつつ、世の中になければ、我々で作っていく、ということをしていきたいと思っています。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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